せかいとゆうこと

SEKAI TO YUKO TO

南米から見たニッポン女子🇨🇴

(English is coming soon…)

 

ゆうこです!

今回はコロンビア人の友達にインタビューしました!

 

 

彼はいつも私のことを「Yuko Maria」と呼びます。

理由はよくわかりません笑

 

そして彼は私に会うと毎回、挨拶代わりにほっぺにキスをしてくれます。

南米人の彼にとっては当たり前の挨拶なのですが、

実は私の周りにいる男友達の中には、アジア人の女の子がキスやハグを恥ずかしがるのを理解して、久しぶりの再会以外の時はこれらを自粛する人も多いのです。

その中でも彼はしつこいくらいに私にこういう挨拶をしてくれたので、おかげでだいぶ恥ずかしさを感じなくなりました。割と感謝しています笑

 

 

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Yuko) さっそく自己紹介からお願いします!

 

 

Alex)アレハンドロ(Alejandro lopez) です。

アレックスって呼んで!

コロンビア出身の26才の留学生で今はシングル。

オーストラリアの永住権を取りたいと思っているよ。

今は英語を勉強しているけど、後々はフランス語とかイタリア語とか別の言語も勉強したいな。

これらはスペイン語話者にとって覚えやすいからね。

 

 

Yuko) ありがとう!

アレックスはどうしてここで英語を勉強しているの?

 

 

Alex) コロンビアではビジネス管理を勉強していたよ。

具体的には数学とか経済とか人材管理とかの勉強だね。

でもコロンビアの労働環境は特に若者にとってすごく悪くて、いい仕事を得るのが難しかったんだ。

ここにくる前は通信会社の営業店でマネージャーをしていたけれど、すごくストレスフルだったし、昇格していくにはすごい時間やお金を必要とされた。

だからオーストラリアにチャンスを求めて来たよ。

 

コロンビアには真剣に交際していた彼女がいたんだ。

本当はここまで付いて来てほしかったんだけど、

彼女にとってはやっぱりコロンビアにいる家族や仕事の方が大切だったみたいで、何の成功の確信もない俺に付いて来てはくれなかった。

 

でも俺は彼女を置いてでもここに来て正解だったなって心から思っているよ。

ここでは色んな人と出会えてるし、英語だけしゃなくて色んな面で成長できている。

未来に希望も持っているしいい選択だと信じている。

 

でも問題はお金だね。

こっちに来る時は$3000しか持ってこなかったんだ。

航空券もめちゃめちゃ高かったし。。

だからここで生活するために、今は工場勤務とバーテンダー・ウエイトレスを掛け持ちして働いているよ。

 

 

Yuko) いつも忙しそうに働いてるもんね。本当お疲れ様。ところでコロンビアの好きなところはどこ?

 

 

Alex) 食べ物、音楽、文化、家族!

英語の歌って悲しいの多いと思わない?

でもコロンビアの音楽はハイテンポで明るいよ!

この音楽に乗せてコロンビアで女の子と一緒にダンスしてたのが懐かしいな。またしたいよ。

 

あとコロンビア人はすごくお喋り

街を歩いていると、いたることろで演説みたいな活動をしている人を見かけるんだ。

でもこれは政治家じゃなくて本当に一般の人ね。

この人たちはお喋りの中で政治の話や文化の話、コメディー、ジョーク、何でも話す!(日本の落語家が街頭で面白おかしくしゃべっているようなイメージ)

すごく話がうまくて聞いていて楽しいから、みんなビールを片手にこの人たちの周りに座って話を聴くんだ。

彼女とのデートなんかにもいいし7時間くらいは聞いていられるな笑

 

そして何より一番好きなのはコロンビアの女の子

彼女たちはすごく可愛くてフレンドリーでオープンで、やっぱり俺の性格にあっていると思う。

最近まで3〜4ヶ月日本人の女の子と付き合っていたんだけど、やっぱり文化の差を思い知らされたな、、

 

 

Yuko) お!それについてもっと聞きたい。日本人の女の子ってどういう印象?

 

 

Alex) 人によって性格は違うから一概にこうだとは言い切れないけど、基本的にアジア人はみんな初めてあった人に対してあんまり信頼しないと思う。

にこにこして第一印象はいいんだけど、なんか疑っているっていうか壁を作っているっていうか。。

本当に仲良くなるにはちゃんとプロセスを踏んで時間をかけなくちゃいけないよね。

コロンビア人は初日からハイテンションで仲良くなれるからそこがまず違うなって思った。

 

そしてアジア人は2つの顔を持つ人が多いと思う。

この2つの顔っていうのは「本音」と「建前」ね。

本音をダイレクトで言わないのは相手に悪い気をさせないためで、それもアジア人の謙虚さや優しさだって分かってはいるよ。

でも髪や耳を触ったり、口元を隠したり、キョロキョロしたりしながら話されると「あーこれはきっと嘘なんだな」って分かるやん。いい気しない時もあるよね。

 

そして優子に1個聞いてほしいエピソードがある!

最近アジア人の男友達と喋った時に、

アジア人の女の子は人種差別する人が多いから、お前が白人である限りいくらでもアジア人の彼女を作れるよ」って言われたんだよね。

「あぁそういうことか」って思っちゃったわ。。

 

 

 Yuko) そうかそれは残念な経験をしたね。。

でも私もアレックスの「あぁ」っていうその気持ちちょっと分かるかもしれん。

だって私もここで日本人以外の男の友達とすごく親しくなったりアプローチされたりすると、嬉しい反面どうしても「どうせこいつ日本人の女は断れないしチョロいと思って今夜一発狙ってんだろ」って思っちゃうもん笑

 

人種の違いでフィルターをかけられてる気がするっていう点では似た悩みだと思うし、もしかしたらこういう人種の悩みって誰でも抱えうるものなのかもしれないね。

こんな多国籍社会で恋愛なんてしちゃうと特にさ。

アレックス自身はどう思うの?

 

 

Alex) このアジア人の男友達がこういう発言をした裏にはそれをいうだけのエピソードやその人の人生があったんだと思う。

その全部を理解した上でこの言葉を受け入れるなんて難しいことやから、これはあくまで一意見だと割り切って、あとは自分で考えるしかないんやろうね。

実際に全てのアジア人の女の子が人種差別主義者なんて到底思えないし。

 

そして優子の話を受けてだけど、正直西洋人の中で日本人の女の子が人気なのは本当だと思うよ笑

俺も最初は分からなかたんだけど、ここで出会ってみるとやっぱりいいもん笑

コロンビアの女の子たちは自己主張が激しいし思ったこと何でも口にするから、すぐ喧嘩になるんだよね。

だから長く一緒にいると結構疲れる。

 

でも日本人は物腰が柔らかいし相手を尊重するよね。

だからなかなか喧嘩になることもないし、一緒にいるとなんだか平和な気持ちになれるんだよね。

自分の国で今まで出会ったことないような人だから魅力的に感じたし、いいなって思って惹かれた

まぁ俺の場合は一周して結局は同じ文化背景を持つコロンビア人の女の子が合うってことに落ち着いたけど。

 

そしてあと1個だけ、日本人の女の子と付き合って変に感じたことがあるから聞いてほしい!

俺が付き合ってた女の子、日本食レストランでバイトをしてるワーホリの子だったんだけどさ、すごくだらけている印象があったんだよね。

日本人なのに意外だったんだけどそうなの?

 

 

Yuko) えー、、それは本当に人によるから何とも言えないな、、具体的にはどんな感じだったの?

 

 

Alex) 仕事はちゃんとしていたよ。

でも休日は家で寝たり休んだりしていることが多くて、なんか向上心がないなって思った。

俺も含めてコロンビア人は仕事を何個も掛け持ちして当たり前だし、さらにいい仕事を得ようと常にチャンスを探しているよ。

そこの違いに温度差っていうか違和感を感じたし、何でだろうってずっと思ってる。優子はどう思う?

 

 

Yuko) あーなるほど。

(ここは私の考えなのでスルーして大丈夫です笑)

さっきも言ったけど人によることが大前提ね。

その上で私から言えることはそうだな、、

私はメルボルンで何人か日本人にも出会ってきたけど、同世代(20代前半)の女の子で永住を目的にここにきた人には1人も出会ってないってことかな。

 

ありがたいことに、日本って豊かな国なんだよね。

経済も政治もぶっちゃけ世界トップレベルだし、福祉も交通機関も課題はあるにしても最低限は整っている。

発展途上国や情勢が不安定な国から来た人は、自分の出身国とオーストラリアを比べてはるかにこっちの方が安全な生活が確保されるから、必死に永住を目指してる人が多いなのかもしれないね。

でも言い方はあれだけど、基本的に日本人はわざわざこっちで必死こいて永住目指さなくても、実際日本で豊かに暮らしていけるのさ。

 

だから日本人の若いワーホリの人、特に女の子の多くは日本に帰ることを前提としていて、ここに来た理由もそんなにシリアスじゃないんじゃないかな。

「1年間海外でホリデーを過ごしたい」とか「海外生活を経験してみたい」とか「英語を練習したい」とかこういう感じだと思うよ。

もしかしたらこの「目的の違い」が、アレックスみたいに永住権を目指して頑張っている人に怠惰な印象を与えちゃっているのかもしれないね。

でも目的が違うだけで、その人もその目的のためにまた違った努力をしてるはずだからそこは分かってほしいかな。ごめんね。。

 

 

Alex) なるほどそういうことか。そうかもしれないね。すっごい納得だわ。

 

 

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Yuko) じゃあそろそろ次の質問に移ろうか。

逆にコロンビアのここが嫌だって思うところある?

 

 

Alex) コロンビアはすごくトリッキーな国だよ。

まずは格差社会

これは深刻で貧困者は見えづらくなっているんだ。

そして俺はコロンビアの医療制度が嫌いだよ。

数年前に母がガンで死んだんだけど、母の死に納得いってないところは未だにある。

国は医療保険を払いたがらないし、病院の設備も十分に整っていない。だから病院に入院するくらいなら家にいて安静にしていた方が良いと思うね。

これも皮肉なものでお金があれば良い治療を受けられるんだけど。

 

そして政治。コロンビアでは長年の間、「コロンビア内戦」が勃発していたよ。

具体的には、「FARC」っていう反政府のゲリラ組織が政府や他の組織と対立して戦っていたんだ。

森や街にゲリラ軍が潜んでとても危険なだった。

 

つい昨年だったかな、コロンビア政府は「今は平和に向かっている」っていう合意書にサインをしたんだけど、未だににゲリラ組織が活動を続けているのは本当だよ。

そして政治も崩壊しそうだし、賄賂もまかり通っているし、内戦時に流通した麻薬の問題も残っている。

 

 

Yuko) 前に他のコロンビア人の友達にインタビューした時、「"コロンビアは麻薬の国だ"っていう固定概念を外国人に持たれているのが嫌だ。本当はそんなことない。」っていってたよ。

 

(その記事はこちらから)

yukonoblog21.hatenablog.com

 

 

Alex) 真実は言えないよ。

これからのコロンビアのことを考えた時に、俺の中に2つの意見があるんだ。

1つは「過去の内戦を忘れて(許して)これからどうするかに焦点を当てるべき」っていう考え。

そしてもう1つは「内戦のことを忘れずに(許さずに)悪いやつらを懲らしめるべき」っていう考え。

日本だってそうでしょ?

太平洋戦争時の日本の行いについて当時のキーパーソンを批判するかの議論は今だにあるんじゃない?

個人的にはこの2つのうち前者の意見の方が強い。

悪いことしたのもみんな俺らと同じコロンビア人だし、責めたところでって感じだからね。

未来に焦点を当てて早く色々整えるべきだと思う。

 

 

Yuko) そうだね。詳しくありがとう。

ところでアレックスはどんな時に幸せを感じる?

 

 

Alex) 踊っている時、コロンビアの料理を食べている時、家族と話をしている時、コロンビア人と話をしている時、コロンビアの話やニュースを聞いた時、、

コロンビアに関することが多いね!

 

俺にとっての幸せは大きな家を持つことでも高級な車を買うことでもない。

すごくシンプルで美しい生活こそが幸せだよ。

 

 

Yuko) 最後の質問!アレックスの夢はなに?

 

 

Alex) 2つあるよ。

まずはオーストラリアの大学でMBAを取ること。

正直今は仕事が忙しすぎて、この夢は毎日の仕事に隠されてしまっているんだ。

でもいつかは必ず取りたいから、今はそのために頑張って働いてお金をためているよ。

MBAが取れたら自分の会社を立ち上げたいな。

 

2つめは、父をオーストラリアに連れてくること。

彼は人生のほとんどを仕事に費やしてきたんだ。

だから最期はこの素敵な街でゆっくりしてほしい。

彼に見せたいものもシェアしたいものも沢山だよ。

そして何よりここは病院や福祉の制度が整っているから、彼にとっても良い暮らしができると思うんだよね。

俺はコロンビアのことが大好きだけど、今は安全とかいろんなことを考えて帰れないなって思ってる。