せかいとゆうこと

SEKAI TO YUKO TO

ベジタリアンについて教えて!🥕

(Sorry.. English is coming soon..)

 

ゆうこです!

だいぶ久しぶりの投稿になりました!

英語翻訳も全然していなくて反省しています。。

 

 

今回は初めて日本人の友達に話を聞きました!

というのも今回紹介したいのは他の国の歴史や文化ではなくて、1つの「考え方・思想」なんです。

 

みなさんはベジタリアンについて知っていますか?

日本にいても耳にしたことはあると思いますが、

なんだか他人事に思っていたり外国人に多いような印象を抱いている人も多いのではないでしょうか。

 

確かにそうかもしれません。

外国で生活していると、日本にいた時とは比べ物にならないくらいベジタリアンに出会う機会が多いことに気がつきました。

レストランには必ずと言っていいほどベジタリアン料理のメニューがあるし、誰かと外食する時はベジタリアンがいないかを確認するのがマナーです。

日本にいた時はベジタリアンの友達は1人もいなかったのに、ここでたくさんの友達に出会いました。

 

 

しかし実はこの考え方、少しずつではありますが日本にも浸透していて理解が進んできています。

というわけで今回は、皆さんに少しでも親近感を持って外国の話じゃないんだと感じていただくために、あえて日本人の友達にインタビューしました。

 

 

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今回話をしてくれたのは大学の友達、夏子です。

彼女は去年から今年にかけてニュージーランドでワーキングホリデーをしていました。

そして数ヶ月前にオーストラリアに来てまた知見を広げた後、最近日本に帰国しています。

 

私が日本で夏子に出会ったときは、夏子も私と同じようにお肉を食べていました。

でも数ヶ月前にメルボルンで再会したときに夏子がベジタリアンになっていることに気がつきました。

ベジタリアンについて尋ねると快く色んなことを教えてくれたので、ここにシェアしたいと思います。

夏子本当にありがとうね!

 

それではどうぞ!

 

 

 

Yuko) まず始めにベジタリアンってどういう人なのかを教えて欲しい。
その中にも色んな種類があると思うんだけど、ざっくりどんなのがあるのかと夏子はその中でどれなのかを教えてください!

 

 

Natsuko) 分類は本当に沢山あるからざっくりと四つに分けて説明するね:)


まず一つ目にベジタリアン
ベジタリアンは、一般的にお肉、お魚を食べない人。

 

二つ目にビーガン
これはちょっと複雑で、
お肉、お魚に加えて乳製品や卵など動物製の食品を一切取らないひと。
だから、蜂がつくる蜂蜜もビーガンの人はとらないよ!
さらに、動物製品、(例えば革靴とか)動物実験を経たシャンプー化粧品類も使わないんだ。(有名なコスメブランドlushには、ビーガンってラベルがあるよ!)
ただ、ダイエタリービーガンといって、食事法だけ気を付けてる人もいる。

 

三つ目はラクトベジタリアン
乳製品はとるけど肉魚、卵を食べない人。

 

最後にペスキタリアン
これは肉は食べないけど魚は食べる人。
国際ベジタリアン協会ってところではこれはベジタリアンの一つとしては認められてないらしいけど、今まで会ってきた人の中でこのタイプの人も結構いたから挙げておくね。

 

わたしは、一応ラクトベジタリアンだよ!
でも、自炊するときは乳製品も使わないから、ダイエタリービーガンとラクトベジタリアンの間かな😅
わたしは一年かけてペスキタリアンから今の食生活に徐々にシフトしてきたから、これからわたしがビーガンになるかもしれないし、、って感じかな!

 

 

Yuko) 丁寧にありがとう!
夏子はどちらかと言うと「気がついたらペスキタリアンになった」って言うよりは「どのスタイルでいくか最初に選んだ」って言ってたよね!
そう決めたきっかけ(お肉を食べなくなったきっかけ)は何かあったの?

 

 

Natsuko)そうだね。きっかけは、大きなバイキング形式のレストランで働いた事かな。
ウェイトレスとして働いてたんだけど、基本的にお客さんのテーブルから使い終わったお皿を下げたり、帰った後に片付けるのが仕事の大部分を占めてたのね。
キッチンまでいって、ゴミ箱に大量の食べ残しを捨てる作業の繰り返し。

 

中には手付かずの料理もあって、
'この料理になるために殺された動物達って何なんだろう?'ってふと疑問が湧いたんだ。それからはお肉を見ても食べたいと思わなくなったんだよね。
観光地のすごく忙しいレストランで長時間働くことが普通だったし、接客業にありがちな理不尽なお客さんの対応もしなきゃいけなくて、ストレスが溜まってたのももう一つの原因かな。

 

 

Yuko) そうだったんだね。
夏子は「生き物が殺されるのが可愛そう」と言うよりは「殺されたのにゴミに行くサイクルができてしまっているのが嫌」っていう感じかな?

 

そしてもう1つ、もし私が夏子だったら逆に「このお肉を残さずきちんと食べよう」と思いそう。

食べないと言う選択をしたら売れ残ったお肉がゴミになるわけだから、、

その辺はなんか考えある?

 

 

 Natsuko) その時は、そう思ってたかな。

正直深くは考えてなかったけど、感覚的に、何かがおかしいなっていう。

確かに、その考えも一理あるよね。

でも長期的な見方をしたら、食べないという選択がいろいろな面でメリットがあるんだ。

 

 

Yuko) おお!例えばどんなメリットがあるの?教えて!

 

 

Natsuko) 家畜を生産するためには大量の水が使われているんだ。家畜に与える水と、家畜に与える穀物を生産するための水だね。

世界中には食べ物に困っている人がたくさんいるのにもかかわらず、大量の水や穀物はそういう人たちの元には届かずに、牛や豚などの家畜が消費してるんだ。そういう肉を食べるのは先進国やある程度裕福な人々だよね。

 

あとは家畜が排出する温室効果ガスも問題視されているよ。

家畜用の牛、豚、鳥、羊か排出する量と私たち人間が使う交通手段(車や飛行機、電車など)から排出される量はほとんど同じだと言われてるんだ!

そう考えると、肉を食べない、食べる機会を減らすということは、環境面でも、人間にとってもいいことだと思うんだ!

 

あとは、農業の工業化、それが果たして倫理的に良いものなのか問題視されてるね。
例えば養鶏場にいる鶏たち。
そういう鶏たちは全く身動きができないようなケージに入れられて卵を産み続けるんだ。
人間に例えて言うなら掃除のされないカプセルホテルに生涯監禁されるような感じだね。
EU諸国やアメリカではそのケージ;バタリーケージで飼育されることが違法にすらなっているのに、日本では使用が増えてるのが現状。

 

牛や豚も、ぎゅうぎゅう詰めの小屋のなかで、不衛生なまま暮らすことが多いんだ。一頭が病気になると一気に感染しやすいから動物たちにはたくさんの予防注射が打たれてるんだ。
特に牛は、もともと草を食べる動物なのに、早く肥えさせるために穀物ベースの餌が与えられてるところがほとんど。食べ慣れてないものを食べているから病気になりやすいんだ。
肥満で、不健康で、薬漬けの動物たちを、多くの人たちは消費しているんだね。


倫理的な問題だけじゃなくて、
そういうお肉を食べているのって、果たして本当に健康にいいのかも疑問だと思うよ。これは農薬漬けで生産された野菜や、添加物がたくさん加えられている加工食品にも言えることだけどね。

 

動物たちがこんな風に生産されるのは、より安く、より多くの肉を求める消費者のせいだと思うんだよね。
私はお肉が食べられなくなってから、ベジタリアンやヴィーガン、より良い食の選択についてたくさん調べたり、勉強するようになったのね。誰が見ても、おかしいって思うはず。
わたしはそれを消費者に見えづらくしている社会の仕組みにこそ問題があると思うよ。

 

ちなみに私はベジタリアンについてだけじゃなくて食全般にも興味を持っていて、
より良い食の選択をするにはどうしたらいいのか、っていうのを常に考えるようにしているよ。
有機栽培された野菜や、地元で生産せれた野菜なら環境へのインパクトが少ないな、とかね。
究極を行ってしまえば将来の目標は、自給自足で生活したい(笑)


すべてのこういうアイディアはニュージーランドとオーストラリアで働いたりウーフをして、出会った人たちに影響を受けたものなんだ。
飲食店にべジタリアン用の食事があるのは当たり前だし、現地の人たちは、自分たちの地元で生産された食品を買うことを意識している人が多かった。

有機栽培の野菜農家、フリーレンジ(放し飼い)の卵を生産している農家さんのところでウーフをしたことも、実際に食べ物が生産されている様子が見れてよかったよ。
野菜農家さんは、毎週土曜に地元のファーマーズマーケットに出店してたから、生産・包装・販売のすべてのプロセスを見ることができたよ。

 

わたしは食に関することを考えるのが好きで、食べ物にこだわりたいって気持ちでこの食生活をしているけど、ひとりひとりが、それぞれにあった食生活があると思う。
ただ、みんながお腹を満たすためだけに何も考えずに消費するんじゃなくて、何を食べるべきか、どういう風なものを食べたいのか考えて、選択していくべきだと思うな。

 

 

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Yuko) すごく分かりやすい!ありがとう!
確かに今の社会は何でも「より安く・より効率よく」生産したり消費する傾向にあるよね。
その問題について正直あまり深く考えたことなかったけど、お肉や卵だけじゃなくて他の食べ物にも、そして食べ物以外のものにも言えることなのかもしれないね。

 

夏子が経験したフリーレンジの農家での経験についてもう少し聞きたい!
フリーレンジってなかなか聞かない言葉やからもうちょっと知りたいな!

 

 

Natstuko) そもそもフリーレンジの卵っていうのは、広いスペースで自由に運動できる環境で育った鶏が産む卵のこと。日本では平飼いや放飼いって呼ばれてるみたいだね。

 

わたしの行った農家さんは、一人で1500羽の鶏たちのお世話をしていたよ。
鶏たちは卵の質の観点から、年齢ごとに三箇所に分けられていて、それぞれキツネや蛇など鶏を食べてしまう動物たちから守るためのフェンスに囲まれた場所で暮らしているんだ。
広い芝生の上で、砂浴びをしたり、芝生をつついて食べたり、餌場から餌を食べたり、お水を飲んだり、走り回ったり。

ケージ飼いされている鶏はストレスで人間が近寄ると驚いて逃げようとするらしいんだけど、そこの農家の鶏たちは真逆だった。
私がフェンスの中に入るとものすごい勢いで寄ってきて、ついてくるんだ!(私を餌だと思って頭とか足とか突かれたのは困ったけどね笑)

 

仕事内容は毎朝の卵の収集・2日おきの水やり、卵の品定めとパッキング、あとは週3日あるデリバリー。
まだ卵が暖かいうちに収穫する作業はすごく面白かった!それぞれの巣箱がベルトコンベアに繋がっていて手動でベルトコンベアを動かして集めるんだ。
驚いたのは、一番年をとっている鶏たちの卵は脆かったり、すでに割れていたりする卵があるからそういう卵は廃棄せず、鶏の良質なタンパク源として与えるんだ。

 

ちなみに、商業用の鶏は卵を産み始めてから1年で役目を終えるんだ。でも鶏は7,8年卵を産むことができ、寿命も10年以上。だからそこの農家さんは一般家庭で飼育してもらうために業者に売るんだ。
ただ、一部の農家や工場ではペットの餌用の肉にするために売られる場合もあるらしいね。

 

オーストラリアではfree rangeって言葉はすごく一般的で、大手スーパーがケージ卵の取り扱いを廃止するなど、フリーレンジへの移行がどんどん進んでいるんだ。
一方日本では、平飼いや放飼い卵の割合は10%。てことは、90%の卵はバタリーケージで飼育された鶏からのもの。
日本は卵消費量が世界第3位、卵は普段の食事に欠かせない食べ物。
だからこそ私たち消費者が少し高くてもケージ飼育ではない卵を飼うことによって、一生檻に入れられたまま卵を産みつつける機械のようになってしまう鶏たちを減らすことができると思うんだ。

 

 

Yuko) なるほど!フリーレンジで鶏を飼育すると、鶏にかかるストレスも軽減できるしそので生まれた卵も私たちの健康に良さそうだし良いね!

最後にベジタリアンの観点から見た日本と、これからの夏子の興味とかありたいことがあったら教えてほしい!

 

 

Natsuko) そうだね!食べ物はみんなを幸せにするものだから、それに関わる人や動物自体もハッピーだと嬉しいよね!:)

 

2週間前に日本に帰国したんだけど、今の所、予想していたよりかは困ることはないよ。もっと偏見を受けたり、外食に全く行けないのかと不安に思ってたんだけどね。

確かに、外食するとなると特別に料理をお願いしないと何も食べられないことが多かったりするけど、親切に対応してくださるレストランが多くて感動してる!

ただ、わたしのいた、オーストラリアやニュージランドと比べるとヴィーガンやベジタリアン専門店が多いわけではないから選択肢は断然少ないね。

これから東京オリンピックに向けて様々な食生活をしている人がやってくると思うんだよね。だから、もっと菜食者向けのメニューとか、ハラールのお肉を使うとか、食の多様性も増えていくとたくさんの人が過ごしやすい場所になると思うな!

 

私の興味は、「食」に関すること全般。

だから、将来の最終的なゴールは、自分で土地を持って自給自足の生活をすること。

その土地の風土にあった家を自分で建てて、自分で食べる分の野菜を作って自分が一緒にいたいと思う人たちと一緒に暮らす。そういう基本的でシンプルなことこそに私の幸せはあると思ってるんだ。

それを達成するためにいろいろなところに行って体験して学びたいなあと思ってる!今は農家と消費者をつなぐベンチャー企業でインターンをしているよ!

 

あとは、今までやってきたように国内外の農家さんを訪ねたり、一緒に働いたり、「パーマカルチャー」っていう持続可能な環境デザインのシステムについて勉強したりして、自分が理想の生活をするために必要な経験や知識を、自分の人生をかけて勉強していきたいな〜って思ってる